グリットとは|本から学ぶグリットを伸ばす方法

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こんにちは。ボイストレーナーの金子太登です。

 ボイストレーニングに限らず、なにかを最後まであきらめないで頑張ること

 が重要になることって多いですよね。

 僕も「努力」「才能」について考えることが多々あるので、

 最近興味をもった「GRIT」という本を読んでみました。

 そこから学んだ「グリット」(やり抜く力)について僕なりにお話していこうとおもいます。

 よかったら最後までお付き合いください。

 

 

 

 

1グリットとは

 

 グリットとはどんな能力のことを指すのかを考えていきたいと

 思います。

 

 

1-1グリット

 

 最後までやり抜く力のことをグリットといいます。

 グリットは「情熱」「粘り強さ」から成り立っています。

 この力をもっている人は1つの物事に対して真剣に取り組み

 最後までやり抜くことができるといいます。

 

 

2「努力」と「才能」の関係とは ~才能のせいにしない~

 

 「努力」「才能」の関係についてお話していきます。

 僕たちは、

 

 

いくら「努力」をしても才能がなければ成功しない

 「才能」がある人は成功し、ない人は成功しない

 

 

などと考えがちです。

 しかし、「GRIT」の著者であるアンジェラ・ダックワースは

 「才能」だけで僕たちの将来は決まることはないと述べています。

 

 

2-1僕たちはなんでも「才能」で片づけようとする

 

 

僕たちは凄いものを目にするとなんでも

 「才能」で片づけようとします。

 もちろん僕もそうですよ。

 

例えば

 

 

明らかに勉強をしていない友達の定期テストの点が、自分よりも上回っている

 イケメンな友達に女の子が沢山寄ってくる(話の次元が低いですか?笑

 何事も頑張ろうと決めた3日後には諦めてしまう努力する才能のなさ

 

 

こんなときに自分に劣等感を感じるとともに、

 「あいつは才能があるからな」で終わりにしてしまいます。

 でもよくよく考えてみると、僕たちが才能に恵まれている“

 と思っている人たちは影で地道な努力を重ねてきていることが

 ほとんどだということにも最近気づきました。遅すぎです(笑)

 GRIT」にも水泳の一流選手を例にとってこんなことが書かれています。

 元水泳選手で社会哲学者のダニエル・F・チャンブリスは

 

 

水泳選手が一流になるまでの過程を、毎時間、毎日、毎週、毎年 とぎれなく

 撮影した映像をみることができたら、卓越したパフォーマンスは

 日々の積み重ねの結果であることははっきりしている。

 

 

と断言します。

 

 

何千時間もの厳しい練習を何千年も積み重ねて、個々のスキルを

 徹底的に磨き上げてきたことが、完璧なパフォーマンスになる。

 

 

とも仰っています。

 

 やっぱり一流といわれている人や、僕たちが「才能」に恵まれていると

 言われている人も惜しみない努力の末に完璧なパフォーマンスを発揮できる

 わけですね。

 逆に言えば、僕たちはそのパフォーマンスしか目にしていないから

 「才能」の二文字で片づけてしまうというのも仕方ない部分はあると思います。

 しかし、これからは自分の事も他人のことも「才能」で終わりにするのは

 やめようと心に誓いました。

 

 

2-2なぜ人を神格化するのか

 

なぜ僕たちは凄い人を目にしたときに神格化するのでしょうか。

 「あの人には才能があるから」といったこともそうですね。

 そのことについてお話していきたいと思います。

 

[自分が楽だから人を神格化する]

 自分が楽だから人を神格化する

 とアンジェラさんはこの本で述べています。

 天才すなわち才能がある人を神がかった存在と決めつけることで

 努力を怠る自分から目をそらしているということですね。

 しかし、よほど完璧な人を除いてこういった面は誰にでもあるのでは

 ないでしょうか。

 だからこそ、僕は「才能」を言い訳に自分が何もすることなく

 怠ける人生から脱出しなくちゃ!と必死になっています。

 才能溢れるすごい人を目にしたときに

 「あの人にしかできない事だ」ではなく

 「どうしたら自分もあの人みたいになれるかな」という風に考えること

 が大事だと思います。(僕も心がけていきます!)

 

 

2-3偉大な達成を導く方程式

 

 偉大な達成を導く方程式とは

 

 

[偉大な達成を導く方程式]

才能×努力=スキル

 スキル×努力=達成

 

 

アンジェラさんがどんなことを仰っているのかを僕の好きな歌を

 例にとってお話していきますね。

 

[才能×努力=スキル]

 歌をうまく歌えるように一曲一曲練習を重ねる=努力

 その人がもつ潜在的な能力=才能

 その二つを掛け合わせると

 歌の練習に励む前よりも歌をうまく歌えるようになる=スキル

 

[スキル×努力=達成]

 歌がうまくなったその人(=スキル)がステージに立つ(=努力)=人々を感動させる(=

 達成

 これはどんな分野でも成り立つことではないかなと個人的には思います。

 この方程式を裏付ける事例として

 GRIT」にも書かれている「現代アメリカ文学における偉大な語り手」と言われている

 作家、ジョン・アーヴィングのお話をご紹介します。

 アーヴィングは重度の読字障害で

 学校の同級生に比べてはるかに字を読むのが遅かったそうです。

 しかし、アーヴィングは一般の人よりも読み書きの能力が劣っていることも

 「むしろ強みになった」と前向きにとらえ、

 人一倍努力を重ね、偉大な文学の大家となりました。

 僕もこのエピソードを読んで一所懸命に努力することが大事という

 当たり前のことを再認識させられました。

 

 

3グリットを伸ばすためには

 

 やり抜く力は伸ばすことができるといいます。

 どのようにしたら最後まであきらめずにやり抜く力

 すなわち「GRIT」を伸ばす事ができるのでしょうか。

 

 

3-1やり抜く力を持つ人に共通する4つの特徴とは

 

 やり抜く力を持つ人に共通する4つの特徴は

 

 

1.興味

 2.練習

 3.目的

 4.希望

 

 

です。

 

1.興味

 誰かの役に立って報酬を得る「仕事」「アルバイト」において、

 僕たちは仕事やアルバイトに楽しい部分を見出す一方で

 そうでない大変な部分も感じるのが普通と思います。

 ただ、全体的には目標に向かって「努力」をすることに

 喜びを感じているからこそ

 「この仕事は大好きだ!」と胸を張って言えるわけですね。

 すなわち自分がやっていることに興味がなければ

 情熱もわいてこないので、やり抜く力をもつことはできないと言うことができますね。

 

2.練習

 ひとつのことに深く興味をもったら、

 自分のレベルよりもさらに上の目標を設定して

 それを乗り越えるといった「練習」をすることが、やり抜く力を

 もつ人に共通している点です。

 また、どんなにその分野ですぐれた人でも、

 今の実力に満足することなく常に向上心をもって「練習」

 し続ける姿勢をもっているということも特徴の1つとして

 挙げられます。

 

3.目的

 自分の仕事は自分にとっても世の中にとっても重要なのだ

 と思うことがグリットにつながります。

 目的がないことを頑張ろうと思っても、徐々に興味は薄れてしまいますよね。

 僕自身沢山のアルバイトを経験してきましたが、目的が

 お金を稼ぐためだけだったので興味をもつことは

 できないことが多かったです。

 今僕はこうしてブログを書いていること・ボイストレーナーとして発声を

 教える事が多くの人のためになると思うと嬉しくてワクワクします。

 これが僕のやりたかったことだったのだと確信しました。

 GRIT」の著者アンジェラさんは

 1つの事に興味を持ち続け、鍛錬を重ねたのちに「人の役に立ちたい」

 という意識が強くなると仰っています。

 「たしかに!」と僕も共感する部分がありました。

 

歌をうまく歌えるようになりたい

       ↓

長い間ボイストレーニングに励む

       ↓

自分が出来るようになった方法を1人でも多くの人にお伝えしたい

       ↓

ボイストレーナーになる

 全くレベルは違いますが、僕にも当てはまっていて嬉しかったです()

 

4.希望

 希望は困難に立ち向かうための「粘り強さ」です。

 一度転んでも、また立ち上がることができるかどうかは

 希望をもっているかどうかに大きく関わってきます。

 

3-2やり抜く力を伸ばすための「興味」

 やり抜く力を伸ばすためには「興味」を持つことが

 重要ということはお話しました。

 では、実際にどんなことに注意して、「興味」を育んで

 いけばいいのかというところについてお話していきます。

 

 

1.好き嫌いをはっきりさせる

 2.これならいいかなと思ったことをやってみる

 3.うまくいかなかったらやめてもいい

 

 

ウィル・ショーツのエッセイ「ニューヨーク・タイムズ」の

 クロスワードパズルの解き方に書かれている

 興味に関する研究からの経験則です。

 これには僕も大賛成で、将来自分の子供にはこうさせます()

 

1.好き嫌いをはっきりさせる

 自分がやりたいことがそのままお仕事につながればベストと言えますが、

 現実問題なかなかそうはいかないことも多いと僕は思います。

 そこで、なんとなくでいいので生活費を稼ぐ手段として

 

 

・ぜったいにやりたくないもの

 ・これだったらやってもいいな

 

 

という仕事に分けてみましょう!

 

2.これならいいかなと思ったことをやってみる

 本当に興味があることが見つかるまでは

 試行錯誤することは仕方ないとウィルさんは仰っています。

 僕も今まで、興味を持ったことは沢山やってきました!

 

 

マジック(手品)

 ン回し

 スケートボード

 ローラースケート

 ラジコン

 

 

 1度ハマると寝ても覚めてもそのことについて

 考えていたのをよく覚えています()

 マジックについては、TVでみたマジックの種をインターネットで検索

 してみたのですが、見つからなかったので

 TVを録画した映像を100回以上みて自分で実践して

 マジックの種を理解したこともあります()

 

こんな相当変人な僕ですが

 いろいろなことにハマってある程度頑張って飽きる

 というループを繰り返していたにも関わらず、

 僕の母は「好きなことはやってみたらいいよ」

 と言ってくれました。

 

そのおかげで、「歌」や「ブログ」と出会うことができて

 それに向かって頑張ろうと思うことができました。

 ただ、残念ながらまだこの世界で結果を残せていないので

 「説得力0」です()

 でも、好きなことを見つけた!人生たのしい!ということは

 胸を張って言えるので、

 

 

好きなことが分からない

 何をやったらいいか分からない

 

 

という方はいいと思ったこと全てに挑戦してみることをおススメします!

 

 

3-3成果を上げるための練習法

 

 成果を上げるための練習法の考え方について

 お話していきたいと思います。

 ただがむしゃらに練習をして上手くいく方はそれでいいのですが、

 多くの方はそうでないとおもいます。(僕も含め)

 そこで僕が「GRIT」を読んでタメになる!と思った練習法について

 ご紹介します。

 

[意図的な練習をしよう]

 意図的な練習を心がけましょう。

 

 

 [意図的な練習とは]

 自分の弱点に絞って高めの目標を設定し

 しっかりと集中して、努力を惜しまずに目標の達成を目指す練習のこと

 

 

僕もそうなのですが、多くの人は自分のレベルと釣り合った練習か

 それ以下の練習をする傾向にあると思います。

 それは意図的な練習は「辛い」からです。

 意図的な練習は極めて過酷に感じられることがエリクソンの研究で分かっています。

 僕も英単語を覚えるときにすでにできる単語をチェックするほうが

 できない単語ばかりを集めたノートで勉強するよりもはるかに楽だな

 と感じていました!(これまた低次元の話ですいません!笑)

 さらに他人からの指摘をもらうことも意図的な練習を行うために効果的とされています。

 例えば

英単語の暗記の為にお互いに問題を出し合うことで出来ない箇所

 が明らかになりますよね!

 このようにできないところを効率よく発見するためにも他人からの指摘:

 有益なフィードバックが「意図的な練習」に役立つというわけですね。

 

 

3-4目的についての考え方

 

 「興味」「練習」ときて次は「目的」です!

 「目的」についてどのように考えたらいいかについて

 みていきましょう!

 [人の役に立っていると考える事]

 人の役に立つという目的をもったとき、

 人は挫折や失望や苦しみを乗り越えることができるといいます。

 「役に立つ」というのは人だけに限ったことではなく、

 「国」「スポーツ」「科学」「社会」などでもOKです!

 

 

3-5転んでも立ち上がるための「希望」

 

 やり抜く力をもっている人に共通する特徴の4つ目

「希望」についてお話していきたいと思います。

 

[楽観的に生きよう]

 

GRIT」では楽観的に生きることの重要性を説いています。

 例えばこんな実験結果があります。

 2つのケージで、

 ・方には犬の鼻で触れると電気ショックがとまるパネルがあり、

 もう一方にはそういったパネルはない

 ・の状態で両方のケージの犬に電流を流す

 つまりパネルがあるケージの犬だけが電気ショックの長さをコントロール

 できるわけですね。

 

・翌日、犬たちはシャトルボックスにいれられる

 ・シャトルボックスの真ん中には、犬がジャンプすれば飛び越えられる

 程度の低い壁がある

 高い音が鳴ると、その直後に犬がいるほうの床に電流が流される

 結果として、

 前日に鼻先でパネルを押すと電気ショックが終わることを覚えた犬たちは

 ほぼ例外なく、低い壁を飛び越えるようになりました。

高い音が鳴ったら壁を飛びこえて電流が流されない安全な場所に移動した

 ということですね。

 ところが、前日にパネルなしのケージで電流を受けるしかなかった

 犬たちは高い音が鳴っても低い壁を飛び越えて危険を回避

 せずに、ただ電気ショックが終わるのを待っていました。

 この実験から「無力感」すなわち「どうせ僕にはできない」と思うことは

 苦痛ではなく、苦痛を回避できないと思ってしまうことだということが

 分かりました。

 パネルがあるケージの犬たちのように、つらいできごとを

 経験しても解決の糸口を見つけようとすることは

 とても重要なことです。

 

 

パネルがあるケージの犬楽観主義

 パネルがないケージの犬悲観主義

 

 

ということができそうですね。

 楽観主義者と悲観主義者は同じ辛いことを経験しても、

 受け止め方が違います。

 楽観主義者は自分の苦しみの原因を特定し、改善しようとしますが

 悲観主義者は変えることが出来ない環境のせいにします。

 物事を楽観的に考えて原因や、対処法を考えることを

 僕も実践していこうと思います!!

 

 

 

4まとめ

 

 いかがでしたでしょうか。

 グリットを読んだ僕は、物事に対して真剣に粘り強く

 取り組む姿勢がなによりも重要ということを改めて学びました。

 僕はどこか一所懸命やらないことで、

 できない自分から目をそらしていたのだと思います。

 何をやってもできない自分を受け入れ、そのうえで真剣に努力

 を重ねることを実践していきたいと思います。

 この記事をご覧になっている皆さんも、是非グリットの精神を

 もち、この考え方を実践してみてくださいね!

 きっと明るい未来が待っていると思います!(自分に言い聞かせています笑)

今回も最後までご覧いただいて本当にありがとうございました。

 

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