ミックスボイスの息もれを防ぐ方法とは【ボイトレQ&A】

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こんにちは。ボイストレーナーの金子太登です。

今回は、ブログ読者様からミックスボイスの息もれを防ぐ方法についてご質問をいただいたので

それに対しての解決策をこの場を借りてお伝えさせていただこうと思います。

1.ミックスボイスで息もれが……

 

ご質問内容

H.Rさん 男性 20代

※質問文は一部抜粋です。

僕は、つい最近ミックスボイスを習得したと思ったのですが

息もれが多く、疲れるわりには強い声をだすことができません。

具体的には mid2E~mid2Gあたりで息もれして

裏声っぽくなってしまいます。

どうしたら、強くミックスボイスをだせるでしょうか。

回答のほどよろしくおねがいします。

 

 

という質問をいただいたのでそれに対して回答していきますね!

2.小声ミックスボイスにフォーカスして考えよう

このご質問には、音声が添付されていなかったため、

正確にお答えするのが結構難しい状況ではあるのですが

一所懸命推測してお答えしていきたいと思います(笑)

 

2-1おそらく小声ミックスボイスになっている

こういった質問はスカイプの無料カウンセリングなどでも

頂くのですが、おそらく小声ミックスボイスに近い状態になっていることが考えられます。

小声ミックスとは、地声から裏声まで小声であれば繋がるといった症状です。

(詳しく知りたい方は僕の記事の小声ミックスボイスからミックスボイスに移行する方法をご覧になってくださいね。)

声がひっくり返ったり、扱い辛くなるポイントのことを換声点・ブレイクポイント

といいますが、そこを無意識にごまかそうと

換声点付近で息を吐く人が僕が見てきた生徒さんの中でも多いです。

さらに、換声点というのは声のボリュームを上げるほど目立つので

小声にしてしまっている可能性も大です。

このような場合、歌を歌おうとするときにある程度のボリュームで歌おうとすると

声がひっくり返ってしまったり、反対に地声で張り上げてしまったりするわけですね。

小声ミックスを実演してみましたので、参考にしてみてください。

【小声ミックスの音声】※悪い例です

2-2小声ミックスに対しての対策とは

小声ミックスボイスに対してとるべき対策は

ただ一つ。地声と裏声のそれぞれの発声状態を確認してほしいのです。

あとは、いつも僕がご紹介している3ステップを踏むだけです。

簡単におさらいすると、

 

STEP1 地声と裏声を分離する

STEP2 それぞれを強化する

STEP3 強化された地声と裏声を融合する

 

 

おおまかにはこんな感じです。 詳しく知りたい方は僕の記事の高い声の出し方 |ミックスボイスまでのプロセス

小声ミックスボイスからミックスボイスに移行する方法をご覧ください。

では、実際に地声と裏声の発声の状態を確認するにはどうしたらよいのか。

それは、地声では男性ならE4以下、女性ではA4以下の音域で

「ア」や「エ」などの閉鎖のでやすい母音で力強く発声して、

息もれがしたり、弱弱しい声になるかどうかを確かめるということです。

もし、息が漏れたりスカスカの声になるようであれば、地声系の筋肉が未発達であるといえます。

裏声の場合はA4を無意識に声帯を閉じたり開いたりすることをせずに「ホー!」と

発声したときに息もれがあるかどうかを確かめるということです。

息もれがあったり、弱弱しい声になってしまうようであれば、

裏声系の筋肉がまだ未発達であるといえます。

このようにすれば、独学の方でもきちんとご自身の声を録音して

聴くことで、どちらの声が育っていないのかを的確に判断できる

基準になると僕は考えています。

 

2-3小声だとミックスボイスになりやすい本当の理由とは

なぜ小声だとミックスボイス(もどき)になりやすいのかを分かりやすく説明します。

小声ミックスボイスや、声に力をいれようと思っても思うようにパワーが入らない

今回のH.Rさんのような例では地声と裏声の筋力バランスを無意識にそろえようとしています。

簡単にご説明すると

地声100%、裏声50%の筋力バランスの人がいるとしますよね。

この場合、バランスをとるには2つのパターンがあります。

1つは裏声50%を鍛え上げて、裏声100%に近づけていく方法です。

こうすれば、地声と裏声が両方100%になり、バランスがとれます。

もう1つのパターンは 地声の筋力を緩めてあげて、50%に落としてあげるのです。

そうすれば、地声・裏声が両方とも50%になり、弱い状態でバランスをとることができます。

これが小声ミックスボイスの状態です。

おそらく、この記事をご覧になっている方の中にも「小さい声だとうまく歌える。

小声なら地声と裏声がつながるのになあ。」と思ったことがある方はいらっしゃると

思いますがこういった理由です。

ちょっともやもやがすっきりしましたか?(笑)

3.地声系の筋肉群が弱い場合も推測できる

 

H.Rさんの声を直接聴いていないので、何とも言えないのですが、

地声系の筋肉群が未発達ということも可能性としてはあり得ます。

声帯という2枚の振動するヒダがピッタリ閉じないと、

呼気が2枚のヒダの隙間を大量に通り抜けてしまうため

効率的に呼気を声に変えられないんですね。

この症状はわりかし女性の方に多い傾向がありますが、

息もれしている原因が、声帯をぴったりと閉じる筋肉の不足である場合は

普段地声で話す男性にも意外とあります。

H.Rさんの低音域の発声の状態を書いてくれていれば、一発でどちらか判断できるのですがね(笑)

H.Rさん!もし低音域の地声がスッカスカになっていたり、息もれがあるようならば、

それは地声系の筋肉の強化が必要なことが”多い”です。

とりあえず、地声系の緊張状態を作ってくれるトレーニングは

僕の記事のチェストボイスを効率よく鍛えて力強くする3つの方法で丁寧に解説しておりますのでそちらをご覧になってください。

4.まとめ

今回は、ミックスボイスを発声できている(と思っているだけの場合も多々ある)けれど

息もれしてしまう・声にパワーを加えようと思っても思うように力が入らない方向け

対策法を書いてきました。

単純に小声ミックスボイスの状態であれば 分離・強化・融合の基本の3ステップを、

ある程度声のバランスは整っていても、低音域から声が抜けている場合は

地声系を元気にしてあげるエクササイズ・ツールを、

といったように、同じような症状を抱えている方でも

どこを重点的にトレーニングしていけば結果が出るのが早いかは

変わってきます。

今回の僕の記事をご覧になって、H.Rさんや今回の症状に該当するあなたに

やってほしいことは

自分の声の録音をしっかりとすることです。

そうすれば、客観的に声をきくことができるので

やみくもに練習をするよりも、間違った方向にすすむ可能性が低くなります。

それでも不安であれば、信頼できる正しい知識を有したトレーナーさんに相談するのもよいですし、

今回アドバイスをさせていただいた僕がいつでも味方になりますので勇気をもって音声を

送る、無料カウンセリングで実際に悩みを解決する方向定めをするなど

やはり一歩踏み出すことが重要です。

僕はレッスンを受けてくださる方でも、そうでない方でもできる限り

発声に悩んでいる方の力になりたいと思ってこの記事を書いています。

どうかH.Rさんも僕のことを使い倒して、声の成長を目指してゴールに進んでいってほしいです。

今回も最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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