こんにちは、ボイストレーナーの金子太登です。
今回は、リクエストいただいた「ATSUSHIさんのように歌う方法」をプロのボイストレーナーの視点で解説します。^^
ATSUHSIさんのように歌えるポイントを、3つにまとめましたので、
ぜひ、最後までご覧ください。^^
目次
ポイント① 美しすぎる究極のミックスボイス(高音)
ATSUSHIさんといえば、美しすぎるミックスボイスで有名です。
ミックスボイスとは、地声から裏声までスムーズに一本に繋がる技術です。
このミックスボイスを習得できると、低音から高音まで声がひっくり返ったり、
張り上げたりしないで綺麗に楽な体感で歌えるようになります。
【参考音源:ミックスボイス】
※音量注意!
とはいえ、これだけ聞いても「頭がおかしいなお前w」で終わっちゃうので、
実際にミックスボイスで歌ってみました。笑
まずはミックスボイスで歌うイメージをできることが大切ですので、ぜひ聞いてみてください。
※イヤホンがあればイヤホンをすると聞き取りやすいので、よりミックスボイスのイメージが掴みやすいと思います。
【参考音源:ミックスボイス1】
【参考音源:ミックスボイス2】
「え?普通に歌っているだけやんw」
と思うかもしれませんが、このくらいの音域になると、
普通の男性なら、大きな声で苦しそうな声になることがほとんどだと思います。
(それか、そもそも声が出ない)
ATSUSHIさんのように透明感のある声で歌うには、ただ声が出るだけではなくて、
”余裕感のある高音”で歌わないといけないので、
しっかり地声と裏声が混ざった声”ミックスボイス”を習得していきましょう。
練習方法
正直、ここで語り尽くせる量じゃないのですが、一番やりやすい練習法を持ってきました!笑
ぜひ、試してみてください。
ミックスボイスは一瞬で習得できるほど簡単じゃないの、今できなくても諦めないで練習を続けてくださいね。
さて、音源の真似をして、”小さな地声”で声を出してみましょう。
【参考音源:小さな地声】
この時、裏声になっちゃダメです。
そして大きな地声になってもダメです笑
裏声でもなく、大きな地声でもない小さな地声で保つのです。
正直死ぬほど難しいのですが、ATSUSHIさんは余裕でやってのけますから、
あなたもできるようになりましょう!!笑
そして、これができるようになったら、歌で試します。
細かいことは全部音声で解説したので、音声を聞いてみてください。
【参考音源:ミックスボイスを歌に活かす】
ポイント②:ウィスパーボイス の帝王
ATSUSHIさんは、息を多く含んだ声の出し方をよくします。
この息がたくさん漏れたような声の出し方を「ウィスパーボイス 」と言いますが、
これをマスターできると、ATSUSHIさんのようにセクシーな歌い方で歌うことができるようになります。
【参考音源:ウィスパーボイス 】
【参考音源:普通の声】
ウィスパーボイス の方が、息が混じったようなセクシーな声に聞こえますよね。
もちろん、いつでもこの声で歌えばいいわけじゃないですが、使えるようになっておくと表現の幅が増えます。
では、練習法をご紹介します。
STEP① ため息をつく
「あーあ、、やらかしちゃった」と思いながら、深いため息をつきましょう。笑
【参考音源:深いため息をつく】
STEP② ため息に声をのせる
【参考音源:ため息に声をのせる】
ため息に、声を少しだけのせてみましょう。
STEP③ 歌ってみる
STEP②の声で歌ってみましょう。
【参考音源:歌ってみる】
これができれば、あとは練習して完成度を高めていくのみです。
ポイント③ 美しいビブラート
ビブラートとは、声を揺らすテクニックですが、
ATSUSHIさんは、ビブラートもかなり美しく正確にかけることができるアーティストさんです。
ぜひ練習しておきましょう。
まずは、ビブラートがどんなものか音源で確認しておいてくださいね。
【参考音源:ビブラート】
後半で声が揺れているのが分かると思います。
STEP① 裏声でゆっくりと声を揺らす
裏声「う」でゆっくり声をゆらしてみましょう。
【参考音源:ゆっくり声を揺らす】
STEP② 徐々に早くする
徐々に早くしましょう。
【参考音源:徐々に早くする】
STEP③ 地声で練習する
最後に、地声でビブラートをかける練習をしましょう。
【参考音源:地声でビブラート】
ビブラートを自由にかけられると、より歌が魅力的に聞こえるので、ぜひ練習してみてくださいね!
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ぜひお気軽に覗いていってみてくださいね^^
最後までご覧いただいてありがとうございました。
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