自由な喉ボイストレーニングでは、科学的根拠に基づいた最新メソッドでレッスンします。
(メソッドの詳しい解説は、こちらをご覧ください)
感覚的な指導を受けても、なかなか理解できず苦しんでいる方が
増えてきています。
僕自身もその一人でした。
「頭に響かせて」
「鼻に響きを持っていって」
「お腹に力を入れてみて」
先生の言うことを必死にメモにとって、懸命に練習しましたが、
思うように声が出るようになることはなく、辛く苦しい思いをしました。
しかしそれは当たり前だったんですね。
なぜなら、
「頭に響く」などの感覚は
喉の筋肉を上手に動かせるようになった人間が初めて体感できる
「結果論」でしかないからです。
中には生まれつき歌唱力が高いトレーナーも少なくありません。
だからこそ、
なぜ自分が上手く歌えているのか、
その理由を具体的に説明することができず、
講師の感覚、
“鼻に響いている”
“頭に響いている”
という「結果論」を、「練習法」にすり替えて生徒さんに指導してしまう現状があるのです。
でもこれだと
「急速150kmの球を投げるには、腕を早く振り下ろせばいいんだよ」
と言っているのと変わらないんですよね。
そもそも僕らには
早く腕を振り下ろすための筋肉がありません。
「腕を早く触れ」と言われたところで、
頭では分かっていても、身体がついてこないのです。
その状態でいくら腕を早く振り下ろす練習をしたり、
投球練習をしても、永遠に速球を投げられる日はやってきません。
だからこそ、自由な喉ボイストレーニングでは、
できる人間の結果論を生徒様に押し付けるのではなくて、
結果から逆算して、結果を出すために”今本当にやるべきこと”を細分化して伝えています。
野球で言えば、
腕を早く振り下ろしたい (結果)
↓
肩の筋肉が必要だ
↓
80Kgのベンチプレスを10回する (今やるべきこと)
と、指導するのと同じように、
▼▼という声を出したい (結果)
↓
そのためには、〇〇の筋肉を鍛える必要がある
↓
だから××のトレーニングを◎◎の点に注意して練習する。(今やるべきこと)
といったように、
科学的根拠のあるトレーニングに基づき、
ゴールに至るまでにやるべき訓練法を細分化して、明確な形にしてお伝えします。
だからこそ、誰がやっても同じように歌唱力を高めることができるのです。
“あとはただやるだけ。”
その状態まで導くのが自由な喉ボイストレーニングの最大の特徴です。
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