こんにちは、ボイストレーナーの金子太登です。
今回は、hiBが出しにくい方へ向けた講座をお届けします。
hiBが出ない!張り上げちゃう!ひっくり返る!
hiBで悩む全ての方に向けて、有料級の情報を公開しますのでぜひ最後までご覧くださいね^^
【参考歌唱音声:Pretender】
※純粋なミックスボイスでの歌唱例です。
hiBが出しにくい本当の理由
「ボイストレーニングをガンガンにやっても、hiBから上が全然出ないんだけど!!
なんかhiBだけ異常に出しにくい!ムズムズする!」
と発狂しそうになっている人は結構多いです。
というよりもまさに昔の僕ですね。
(一応昔の酷い音源貼っておきます。w)
【参考(にならない)音源:4年前の発声】
でもこの理由って簡単なんです。
それは、hiB付近にも換声点があるからなんです。
換声点とは、地声と裏声がコロっとひっくり返るポイント(音域)のことを言うのですが、
この換声点は実は1つじゃないんですよ。
だいたい男の人なら、換声点は下のような感じになってます。
1つ目の換声点(メインの換声点) → mid2E ~ mid2G
2つ目の換声点 → hiA ~ hiC
3つ目の換声点 → hiD~ hiG
もう見てもらえれば分かると思いますが、
hiBは完全に2つ目の換声点に被ってますw
だから、hiBは難しいことが多いんですね。
hiBを克服しよう
hiBが出しにくい理由は分かってもらえたと思いますので、「さっそくhiBを綺麗に出せるようにしよう!」
という事なんですが、
実はhiBが克服できていない人は、hiBの出し方に原因があるわけではないことがほとんどです。
hiB(に限らず全ての音域)で起こる問題の諸悪の原因は、
C4〜E4付近の一番でっかいメインの一つ目の換声点にあります。
「は?そんな音域で余裕で出せるわ!」と怒らないでくださいね汗
ちょっと、下のトレーニングを試してみてください。
【参考音源:C4〜E4で地声と裏声を繋ぐ】
同じ音程で裏声→地声→裏声という順番にひっくり返らずにスムーズに繋げていきます。
真似してみてください。
…
どうでしょうか。
完璧にミックスボイスを習得している人なら、これが難なくできると思います。
逆に、これが難しい,もしくはできていないのなら、このトレーニングを継続して諸悪の根源(C4〜E4付近の換声点)を完璧にクリアすることで、
結果的にhiBも綺麗に出しやすくなるので安心してくださいね。
hiBがでない→hiBを徹底的に練習しよう
という思考だと、過去の僕のようになかなかその沼から抜け出すことはできないので注意してくださいね^^
今回は以上となります。お疲れ様でした^^
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