(※この記事は2018年11月9日に更新されています。)
こんにちは。ボイストレーナーの金子太登です。
「今回もまあなんと失礼なタイトル・・w申し訳ありません!!」
理由があるのできいてください。
僕は生徒さんによってはカラオケボックスでも対面レッスンを行うのですが
その際「D〇Mチャンネル」でキスマイの横尾さんが
「よくカラオケ行きますよー!
友達が俺(横尾さん)と行くと自分の歌に自信持てるって言ってくるんですよ(^^)」
と笑顔で仰っていたのをきいて、僕は「本当に音痴なのかな?」と
失礼ながら気になってしまったという経緯なのです(笑)
そこで今回は横尾渉さんが本当に音痴なのかを検証します!
※当スクール繋声~mastering mixedvoice~は
学校教師・塾講師・セミプロ歌手・プロ歌手・ビジネスマン
など声を使う様々な方にご愛顧いただいております。
記事の信頼性担保に繋がるかと思います
目次
1.横尾さんの発声を検証しよう
1-1.話し声(いわゆる地声)のまま中高音域を歌っている
話し声(地声)のまま中高音域を歌っています。
多くのプロ歌手は中高音域になるにつれて自然とミックスボイス(地声と裏声を混ぜた発声)になっていることが多いので、
僕たちは知らず知らずのうちにミックスボイスの発声を聴くことが普通になってしまっています。
だからこそ、話し声で歌われる横尾渉さんの歌声に違和感を覚えてしまうのかもしれませんね。
※著作権上動画を掲載することができません、、本当に申し訳ありません。興味のあるあなたはyoutubeでググってみてください。
1-2.裏声の筋肉が弱い
裏声はかなり弱いです。
1-3.高音ではハイラリクス(喉頭が過度に上がること)になっている
高音ではハイラリンクスになっています。
簡単に言えば、高音で苦しくなって喉仏がグイっと上に上がりすぎてしまう状態のことですね。(男性に多いです)
こうなってしまうと、高音で声が細くなったり
聞き苦しいつらそうな高音になってしまうので、ボイストレーニングなどで改善する大きなポイントとされています。
横尾渉さんの場合はボイストレーニングをされているのかはわかりませんが(ジャニーズではボイトレは必須ではないと
どこかできいたことがありますが、定かではありません。)
ボイトレで改善する要素なのでこれで音痴とはいえません。
1-4.若干狙って音を外している節も?
若干狙って意図的に音を外している節もあるかもしれません。
これは発声ではありませんが、横尾さんってとても賢そうなので
しっかりと大人の事情をわきまえて少し大げさに音痴を演出しているところも
あるのではないでしょうかw
このことは全然悪いことではなくて、むしろ「プロ意識」といっていいのではないでしょうか。
「プロ意識があるなら練習しろ」と思うかもしれません。
しかし横尾さんは、ジャニーズでカッコよくあっても,面白いという立場を求められています。
上手く歌いあげてしまったら、はっきり言って面白くありませんよね(笑)
そういった自然体なところもファンの方が多い理由なのかなと勝手に思っています!
2.本当に音痴な人は自分が音痴であることがわからない
本当に音痴な人は自分が音痴であることがわかりません。
そもそもその場合は聴覚上の問題であり、例えば普通に人に「ド」と聴こえている音が
全く他の音に聴こえているからです。
こういったタイプの方は1000人に1人ほどの割合で存在しています。
横尾さんの場合(失礼なようで申し訳ないのですが)音程をとりづらいことを
認識されているようですし、
実際に過去の動画では、今よりも音程はしっかりととれていました。
そういった観点からも本当の音痴ではないと推察できます。
(※ちなみに本当の音痴の方は聴覚上の問題なので、それをボイストレーニングで改善させることは
難しいとされていますが、それ以外の偽音痴の方は
正しいボイストレーニングを一定期間継続することができれば
多くの場合徐々に改善されていきます。)
3.[結論]横尾渉さんは本当の音痴ではない!
横尾渉さんは本当の音痴とは言えません!
(偉そうに語ってすみませんw僕は横尾さん大好きですので誤解なきよう(笑))
ボイストレーニングをがっつりやって、うますぎる横尾さんの歌声も聴きたい反面
今の面白くかっこよく親しみやすいキャラクターに合っている歌声が
聴けなくなってしまうのも寂しいと個人的には思います。
ピッチ感抜群で音域が広くて、、といったことも歌のうまさの大きな要因ですが
技術を意識しないストレートな歌声もまた心にグッとくるものがありますよね!
4.まとめ
この記事のポイントをまとめます。
・話し声のまま中高音域を歌っている
・高音ではハイラリンクスになっている
・本当に音痴な人は自分が音痴なことが分からない
・横尾渉さんは本当の音痴ではない
今回は以上となります。
最後までご覧いただいて、本当にありがとうございました。
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