こんにちは。ボイストレーナーの金子太登です。
今回は、ボイトレをしているけれど思うように効果が出ないあなたへ
向けた記事です。
「長いことボイトレをしているのに
全然効果がでない…
このまま続けていて、思うような発声を手に入れられるのかな?」」
そんなあなたの疑問に答えます。
目次
1.ボイトレの効果がでないときに確認すべき4つのこと
ボイトレの効果がでない!そんなときに確認しなければいけない4つのことについて
お話していきます。
1-1そもそも、ボイトレの継続期間が短すぎる
そもそも、ボイストレーニングを継続している期間が短すぎる場合は
効果が現れてみえなくても当然です。
ある程度自由に歌えるようになるまでに、3年から6年、
本当の意味で喉の自由を解放させるには一説では最低6年以上かかるといわれている
ボイストレーニングです。
数カ月であなたが望むような結果はでないと覚悟してください!(笑)
1-2練習法が間違っている
ボイストレーニングのメソッド(練習法)が間違っている場合も
ボイトレの効果はでません。
どんなトレーニングにも一長一短がありますが、
それでも「これは…(あかん)」というトレーニング法は
現在も存在しています。
・トレーニングで裏声を一切使わない
・腹式呼吸大好き
・共鳴大好き、響かせるの大好き
・筋トレ大好き、お腹固めるの大好き
・いきなり地声と裏声混ぜるの大好き
…ね?注意してくださいね(笑)
僕はこういったメソッドを扱う先生から長いことレッスンを受けてきましたが
もちろん理にかなっていることもありましたが
今こうしてトレーナーをしていると
どうしても「うーん」な箇所が大半です。
ここらへんはあなたの目でトレーナーを見極めるしかないので
慎重にいきましょう。
さもなければ僕のように数年間を棒に振りますw
1-3正しいやり方で練習をしていない
メソッド(練習法)は正しくとも、その実践方法が間違っていたら
効果が半減(場合によってはでない・悪化することも)してしまいます。
1例を上げると
息を沢山漏らす息漏れの裏声を発声するトレーニングで
「フー」と発声するところを「ファー」と発声してしまう
こんなことはよくあることですが、これで効果は半減します。
なぜなら、「ウ」という母音は、番裏声を使うときに
必要な輪状甲状筋が活発に動く母音とされているのですが
それに対して「ア」は地声の筋肉を働かせるのに有効だからです。
つまり、「ウ」に「ア」がまざってしまっただけで
本来裏声だけをとりだしてトレーニングをしたいのに
地声の要素も持ち出して、ごちゃまぜにしてしまうということです。
当然負荷は混ざってきた地声にも逃げてしまうので、裏声にかけられる負荷は減ってしまうというわけです。
こんなことが他のすべてのトレーニングであるわけなので
ぶっちゃけた話、独学で伸びないと思ったら信頼できるトレーナーのもとでまずは1年辛抱して
トレーニングを受けてくださいw
1-4.録音をしていない
録音をしていない場合、今日から録音してください。
1-3でもお話したとおりでして、どんなに効果のあるメソッドで練習したとしても
その練習方法が間違っていたら意味がないからなんです。
録音した声を再度客観的に聴いてみると
「え゛ええええ?こんなに息もれしてないのおおおお?」
といったように、あなたの練習の間違いに気づける頻度が高まるわけです。
もう一度いいます、レッスンを受けていようが、いまいが
「ぜっっっっっっったい録音をしてください!!」
以上ですw
2.まとめ
この記事のポイントをまとめます。
ボイトレで効果を実感できないときに確認すべき4つのこと
・ボイトレの継続期間が短すぎる
・練習法(メソッド)が間違っている
・練習法の実践方法が間違っている
・録音をしていない
沢山やることがあって嫌になると思いますが
ボイストレーニングを愛して頑張りましょう!
今回は以上となります。
最後までご覧いただいて、本当にありがとうございました。
ミックスボイス養成noteのお知らせ
「ボイトレ本は持っているし、練習もしている。。でもレッスンを受けるのは難しい。
でもやっぱりミックスボイスを習得したい。」
そんな要望を1年程前から、多数いただいておりました。
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ボイトレ本はもちろん素晴らしいツールなのですが、当たり前ですが、「多くの人が悩みそうな症状」を
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しかし、当noteは基本的には1テーマで1記事をベースにしているため、人それぞれの症状に合った
訓練法を提供することができるようになりました。
さらに、今まで1000人を超える生徒様を指導してきた経験から、手本の音源はもちろんのこと、
想定されうる失敗例なども全て音源化し、収録することで、講師と生徒間の認識のずれを最小減に抑えました。
独学での練習で、間違った方向に歩を進めたくない方は、ぜひミックスボイス養成noteをご利用ください。
ミックスボイス養成note
最後までご覧いただいて、本当にありがとうございました。
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