[現実]お風呂で歌うとうまく歌える理由とその解決法とは

こんにちは、ボイストレーナーの金子太登です。

 

「お風呂に入りながら歌うと上手く歌えるのに、カラオケに行くと

全然上手く歌えない!」

 

これ、歌が好きな方なら誰でも経験するって言っていいくらいの“あるある”だと思ってます笑

 

実際僕も

お風呂に入りながら歌うとリラックした状態で

スーッと高い声が出て上手く歌えるのに、

 

いざカラオケに行って歌うと

「風呂場でのあの声は幻か…?」と思うほど

歌が下手になったように思えてめちゃくちゃショックでした笑

 

ただ僕の場合は、運よく当時のトレーナーに

その本当の原因を教えてもらえたんですよ。

 

そこからは、原因がはっきり分かって対処法も教えてもらえたので、

 

カラオケで歌っても、風呂場で歌っているみたいなリラックスした感覚で

楽な体感で自由に歌えるようになったんですね。

 

ということで、今回は

その経験から学んだことを、現役ボイストレーナーの視点で徹底解説していきます。

 

もちろん、よく言われている

 

「身体が温まってるから」

「リラックスしてるから」

 

みたいなありきたりな回答じゃなくて、もっと根本的な原因とその解決方法まで

突っ込んで解説していくので、最後まで読んてみてくださいね。

動画で解説

Youtubeチャンネルでも詳しく解説しているので、ぜひ覗いてみてください。

1. 小声=発声のバランスが整う

最初に結論を言っちゃうと、

風呂で声が出しやすいのは、無意識のうちに”声を小さくしているから”です。

 

やっぱり、家だと近所迷惑だとか

家族のことなんかを気にしたりして、どうしても声量にブロックがかかっちゃうものなんですよね。

 

で、そんなふうに小声にすると

地声と裏声の筋力バランスが整って、高音が出しやすくなったり

するので楽に発声しやすくなるというワケです。

 

どういうことか。突っ込んで解説していきます。

地声>>>>裏声の筋力バランス

突然なんですけど、ちょっと質問です。

普段話すとき、地声で話しますか?裏声で話しますか?

 

多分、ほとんどの方が「地声で話す」と答えると思います。

 

じゃあ逆に、「裏声を普段の話し声で使うか?」と聞かれたら、ほとんどの人がNOでしょう。

 

だから必然的に、

 

(普段使っている)地声の筋肉 → どんどん鍛えられる

(普段使っていない)裏声の筋肉 → いつまでたっても鍛えられない

 

といったふうに、地声と裏声のバランスが極端に悪くなっちゃうんですよね。

 

【図:多くの人の地声と裏声の筋力バランス】

 

図で見てもらったら分かる通り、地声>>>>裏声

の筋力バランスになっちゃうわけです。

 

こうなると、地声の筋肉ばっかり使ってしまって、

裏声の筋肉の力を全然借りられないので、そのまま普通に歌うと

高音も出ないし、力みも取れないわけです。

 

でもお風呂で歌うと

ちょっと声量を抑えることで、地声の筋力が弱まるので

“弱い基準で”地声と裏声のバランスが整うんです。

 

【図:弱い基準で地声と裏声のバランスが整う】

 

地声と裏声のバランスが整っている方が、地声と裏声の筋肉を両方とも

上手く使って発声することができるので

お風呂で歌うとリラックして上手に歌うことができるというわけですね。

カラオケでも風呂場みたいに歌える3つのステップ

カラオケでも風呂場でもみたいにリラックスして歌える3つのステップを解説します。

 

さっきのお話では

地声と裏声の筋肉を両方上手に使うと、リラックスして高音を発声できる

話をしたと思いますが、

その発声って、まさに“ミックスボイス”の状態なんですね。

 

ミックスボイスは、低音の地声から高音の裏声までが一本に繋がった状態の発声なんですけど、

このスキルを習得すると、地声と裏声が繋がるので

声が裏返らなくなるんですよ。

 

つまり、強い声のまま無理なく高音までかけ上がっていけるわけです。

 

こんな感じですね。

 

【参考音源:ミックスボイス】

 

ぜひ、ミックスボイスを習得して楽に高音を出せるようになって

上手に歌えるようになってほしいなと思ってるので、ミックスボイスを習得するための3ステップを

ここから丁寧に解説していきます。

 

最後まで集中して見ていってくださいね。

STEP①地声と裏声を分けよう

まず最初に、地声と裏声を丁寧に分けて発声できるようにしていきます。

 

「いや、地声と裏声が分かれているから困っているんだ!」と思うかもしれないですが、

 

実はほとんどの人が、地声と裏声がごちゃごちゃに絡まった状態になっていて、綺麗に切り離して発声することができないんですね。

 

  • 地声を出そうとしても、裏声が混ざってしまう
  • 裏声を出そうとしても、地声が混ざってしまう

 

こんな状況にある方が多いんですね。

 

【図解:地声と裏声が絡まった状態】

 

だからこそ、いきなり地声と裏声を混ぜようとするのではなくて、地声と裏声をちゃんと徹底的に分けるようにしましょう。

 

100%の地声

まずは、100%の地声を出してみましょう。

普通に「ア」と地声を出すだけでOKです。出しやすい音域で出してみてください。

 

【参考音源:100%の地声】

 

この時、息が漏れたりしないように注意しながら力強い地声を出してくださいね。

 

100%の裏声

次は100%の純粋な裏声ですね。

 

純粋な裏声は息がたくさん漏れた裏声です。

「フー」と息を漏らして発声してみましょう。出しやすい音域でOKです。

 

【参考音源:100%の裏声】

 

こんな感じで、地声と裏声を徹底的に分離すると、のちのち地声と裏声をミックスさせやすくなるので、

面倒なんですけど、ちゃんとやっておくことをオススメします。

 

STEP② 地声と裏声を鍛えよう

STEP①で分離した地声と裏声を丁寧に育てて強化していきます。

 

ふつうは、地声と裏声の筋力バランスに差がありすぎるので、

それを同じくらいのバランスに整えてあげる必要があるんですね。

 

【図:地声と裏声の筋力バランスが悪い】

地声と裏声のバランスが悪い状態ですね。

 

【図:地声と裏声の筋力バランスが良い】

(トレーニングによって、地声と裏声のバランスが取れた状態です。こっちを目指していきます。)

 

地声と裏声の筋力バランスが整うと、これまたのちのち地声と裏声を混ぜやすくなるので、

ちゃんと鍛えておきましょう。

 

地声を鍛える

まず地声です。地声を徹底的に鍛えていきます。

変な薄っぺらい声で「イ」と声を出してみましょう。

 

【参考音源:薄っぺらい変な声で「イ」】

 

裏声を鍛える

次に裏声ですね、これはシンプルです。

何も考えずに、何も意識しないで裏声「ホー」と出してください。

 

え?何も考えないの?と思うと思うんですが、

 

そのままきちんと継続していけば、裏声は徐々に力強く声量も出るようになってきます。

 

【参考音源:何も考えずに裏声を出す】

 

じっくりと裏声が育つのを待ちましょう。何も意識しないのがポイントです。

SETP③ 地声と裏声を混ぜよう

最後はいよいよ、地声と裏声を混ぜていきましょう。

今まで整えてきた素材を使って、ミックスボイスのトレーニングをしていきます。

 

そうすることで、低音から高音までひっくり返ったり張り上げたりすることなく歌えるようになります。

 

本当にたくさんのトレーニング方法がありますが、ここでは分かりやすい方法を1つ紹介します。

地声と裏声を混ぜるトレーニング

小さい声で地声を出します。

 

小さい声で地声を出そうとすると、どうしても裏声になりがちなんですが、

そこをちゃんと我慢して小さい地声で踏ん張るイメージです。

 

【参考音源:小さい地声】

 

出しづらいちょっと高めの音域でやるのがポイントで、

C4〜E4(真ん中のドレミ)あたりでやるのがオススメです。

 

これができたら、徐々に声を大きくしていきましょう。

 

【参考音源:声を大きくしていく】

 

苦しくならず、裏声ではない声で出せていればミックスです。

感覚的には、軽い地声といった感じですね。

 

とはいえ今できなくても全然問題なくて、ちょっとずつ仕上げていけばOKです。

コツコツ自分だけのミックスボイスを完成させていきましょう。

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・地声のまま高音を発声できるベルティングボイス

・裏声体感で楽に発声できるミックスの習得方法

・自動でかかり続けるビブラートの習得方法

・力を入れずに、楽に爆発的な声量を出す方法

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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