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歌に腹筋はいらない。優先順位を間違えるな。

こんにちは、ボイストレーナーの金子です。

 

最近、公式LINEでこんな質問をもらいました。

 

「歌には腹筋が大事だと聞いたので、毎日腹筋と背筋をしているんですが、

全然高音が出ません。歌も上手くなりません。どうしたらいいでしょうか。」

 

メッセージありがとうございます。

 

同じように筋トレしているけれども歌が上手くならない!

そんなふうに悩んでいる人も多いと思うんですね。

 

でもそれは全く心配しなくて大丈夫です。

 

実は、僕自身も歌のために筋トレを死ぬほど頑張ってた時期がありましたが、

全く歌が上手くならなかったんですね。

 

もうね、今じゃ考えられないんですけど、

10m歩くのも面倒だなって思うくらい運動嫌いな僕が、

毎日のように腹筋したり、背筋したりしてたんですよ。笑

 

それこそ、お腹が筋肉痛になって歩けないくらいのときもあったぐらい

頑張ってたんですけど、それでも歌の変化は何もなかったんですよね。

 

だから当時は、本当に絶望して歌やめようかと思ってました。苦笑

 

でもそんな時に、めちゃくちゃに指導力の高い先生に指導を受けられることになって、

筋トレなんてしなくても歌が上手くなることが分かってしまったんです。

 

実際、その先生に師事してから腹筋や背筋を止めたんですが、

地声の音域はぐんぐん伸びて、歌える曲は一気に増えていったんですよね。

 

初めて、一気の音域が伸びて歌に使えるぐらいのレベルになった時は

本当に嬉しかったのを覚えてます。

 

駅のホームだろうが道端だろうが、平気で歌ってましたし、

大学の教場とかでも小声で歌って、教授に教科書で殴られたことがあるぐらいです。w

(その時の学生さんには迷惑をかけて申し訳ありません、、)

 

でも冗談抜きでそれぐらい嬉しかったんですよね。

そして今では、プロのシンガーを指導する立場にまでなることができています。

 

もちろん、僕の場合いい先生に出会えたっていう運の良さがあるので、

別に僕がすごいわけじゃないんですけどね。

 

でも運悪く、中々正しい情報に出会えてないって人も僕はたくさん見てきてるので。

今回少しでも多くの人に正しい情報を伝えたいと思って、この記事を書いてます。

 

最後まで読み進めてもらえれば、きっと歌唱力向上の道筋がハッキリと見えてくるので、

最後までゆっくりしていってください。

動画で解説

Youtubeでも分かりやすく解説しています。ぜひご覧ください。^^

歌に腹筋はいらない

 

今回のテーマである、歌に腹筋は必要か否か?ですが。

結論から言えば、タイトルにもある通りで“歌に腹筋は必要ない”です。

 

こんなことをいきなり言うと、

「え?!歌が上手になるためには腹筋を鍛えろ!って聞いたことあるよ。」

と思うかもですね。

 

だけどこれは本当のことなんですよ。

 

なぜかというと、歌が上手くならない原因は、腹筋や背筋の弱さではなくて、

喉の筋肉不足にあるからです。

 

歌はスポーツと同じで筋肉運動です。

たとえば僕らが走ったり歩いたりできるのは、脚や腕の筋肉があるから、ですよね。

 

それと同じように、あくまでも歌は”喉の筋肉で”歌うわけです。

当たり前ですけど、お腹の筋肉で歌うわけじゃないんですよね。

 

だから歌声に直接関係ない「腹筋」を鍛えても

ほぼ意味がないんです。

 

じゃあどうすればいいのか?と言えば、

喉の筋肉を鍛えることですね。

 

喉の筋トレです。

 

僕の生徒さんにも、基本的には喉の筋トレをメインにやってもらうんですが、

みんな歌唱力がぐんぐん上がっていきますからね。

 

元々、一生懸命練習していたのに歌唱力が上がらなかったいわゆる

凡人(昔の僕もそうですが)タイプでも、ぐんぐん伸びてます。

 

たとえばそれでいうと、

僕の生徒にはゴリゴリのマッチョ系の僕の生徒がいるんですが。

 

バキバキに割れた腹筋、一般人の太ももくらいはありそうな太い腕。

 

分厚く盛り上がった胸板。

まさにどこからどう見ても、ゴリマッチョ。

 

※ちなみに、こんな感じ。

 

(男して憧れますね。)

 

で、そんな彼は元々歌うことも大好きで

僕のところに来るまでは、腹筋を死ぬほどやってました。笑

 

「腹筋をすれば歌が上手くなる」という情報を目にしたらしく、

それがキッカケで、歌の練習として筋トレをやっていたみたいです。

 

また、歌うときもお腹にグッと力を入れて

高音を出すように意識していたみたいですね。

 

「歌が上手い人って、お腹から声が出る感覚があるっていうじゃないっすか!!

だからもうこれしかねえと思ったっす!!」

 

と、壁にヒビが入りそうなでかい声で教えてくれました。笑

 

昔から筋トレ好きなことに加えて、歌が上手くなるときたら

そりゃ彼は狂ったようにやったことでしょう。笑

 

でも、彼はどんなにあらゆる種類の筋トレをしても

全く歌が上手くならなかったんですよね。

 

彼の発声状態を見たら、やっぱり腹筋ではなくて

喉の筋肉不足でした。

 

彼がやるべきだったのは、腹筋ではなくて、

喉の筋トレ、つまりボイストレーニングだったんです。

 

腹筋よりも、ボイトレが大事

という超シンプルで当たり前の結論に

たどり着いたわけですね。

 

だから喉の筋肉を補うような、エクササイズを組んだのですが、

そこからは爆速で歌唱力が上がっていって。

 

今では、髭男やミセスの楽曲でもあっさりと歌いこなすレベルまできました。

カラオケで歌うと、友達からは褒められるのを通り越して唖然とされるそうです。w

 

そうやってボイトレ通じて歌上手くなって、自分に自信が持てたり

毎日が楽しくなるのっていいですよね。

 

本当にボイストレーナー冥利に尽きます。

あれ、めちゃくちゃ話飛んでる。笑

 

兎にも角にも、この出来事からも

やっぱり、鍛えるべきは喉の筋肉なんだな〜と改めて思い知らされましたね。

 

だから今、腹筋や背筋などの筋トレをやっていて上手く歌えない方は、トレーニングする部分を

喉に変えてみてください。

 

まとめると、今回のお話で伝えたいのは、

腹筋よりもボイトレ(喉の筋トレ)が大事だよ。ということです。

 

ひたすら筋トレしても結果が出ない人は、正しいボイストレーニングをやっていきましょう。

確実に結果出ますよ。

 

歌に必要な喉の筋肉を緻密にトレーニングしていけば、歌は誰でも上手くなります。

 

僕自身、最初はカラオケに行って爆笑されるレベルのド下手でしたが、

それでも適切な方法でトレーニングしたらなんとかなりました。

 

だから大丈夫なので、安心してくださいね。

 

安心して一緒にボイトレ頑張っていきましょう。

それでは、ありがとうございました。

 

追伸


実際にボイトレ(喉の筋トレ)をやる上で、

何からやっていいか分からない場合は発声改善ルート

からやってみてほしいです。

 

これは何回かご紹介しているんですが、これはどんな人でも当てはまる基礎的な部分を

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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金子太登

ボイストレーナー/ボーカルトレーナー


音痴で悩んだことからボイストレーニング開始。

科学的なボイストレーニング理論に出会い、 劇的に歌唱力を上げることに成功。

その経験から現在では、月400人以上の生徒にレッスンをしている。

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