歌が上手い人の低音域の地声をよく考察してみよう。

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(※この記事は2018年10月28日に更新されています。)

こんにちは。ボイストレーナーの金子太登です。

今回は、歌が上手い人の低音域の地声をよーく考察してみてくださいね。というテーマでお話していきます。

「歌が上手い人って歌がへたっぴな俺と

何が違うわけ?

地声?裏声?声の出し方?わかんねーから教えろ!」

こんなあなたの疑問に答えます。

※当スクール繋声~mastering mixedvoice~は

学校教師・塾講師・セミプロ歌手・プロ歌手・ビジネスマン

など声を使う様々な方にご愛顧いただいております。

記事の信頼性担保に繋がるかと思います。

1.歌が上手い人の低音域の地声は裏声が混ざっている

歌が上手い人の低音域の地声は裏声が混ざっています。

(厳密に言えば発声が上手い人の裏声ですが)

なぜなら、歌が上手い人は往々にして発声も歌が下手な人よりも

上手なため、ミックスボイスよりの発声になっていることが多いからです。

 

[歌が下手な人の場合]

低音域の地声では、ほぼ地声の筋肉しか働いておらず、裏声やその他の筋肉の助けがない

 

[歌が上手な人の場合]

低音域の地声では、地声の筋肉だけでなく、裏声の筋肉をはじめとするその他の筋肉の助けがある

 

つまり、歌が下手な人は低音域ではほぼ完全に地声で歌っている状態であり、

歌が上手な人は低音域ではすでにミックスボイスの状態になって歌っているということです。

 

 

2.プロ歌手の低音域の発声を聴いてみよう

プロ歌手の低音域の発声をよく聴いて「へえ~こんな感じの声なんだ~。」

くらいでいいので、参考にしてみましょう。

 

2-1.地声寄りの発声で分かりづらい例

[遠藤正明さん]

 

[HYDEさん]

 

 

 

2-2.裏声寄りの発声で分かりやすい例

[平井堅さん]

 

 

[草野マサムネさん]

0:28あたりの「忘れはしないよ」の「よ」あたりから裏声系の筋肉が

活発に働きだしてきます。

 

完全な地声で歌うとその先は地声張り上げになり撃沈しますw

 

2-3.地声と裏声の中間なイメージの例

[久保田利伸さん]

特に1:02あたりの「君は昨日より」

のきのうの「き」あたりから特に裏声系の筋肉は活発に動き出しています。

 

一般男性であればこの高さは地声で出せると思います。

しかし、そもそもこの時点で歌が上手い人とそうでない人の発声は異なっていることが多いです。

 

続いて「高い空見上げてる」の「たかい」からは、一般的に定義されているようなミックスボイスに

既に移行していると考えていいでしょう。

 

 

[堂珍義邦さん]

0:40あたりの「似てやしない」の「い」あたりからは特に裏声系の筋肉が活発に働きだしています。

そのあとの「ためらってる」の「る」では完全にみなさんが想像するようなミックスボイスに

移行しています。

 

3.低音域の裏声が重要

低音域の裏声発声の練習が重要です。

低音域の地声発声で裏声をきちんと混ぜるためには

裏声単体で発声したときにも、低音域で発声できる必要があるからです。

 

「地声で発声できる音域の上にちょろっとおまけみたいにあるのが

裏声だろ?」と思っていたあなたは要注意。

 

実は裏声は鍛えることで地声でだすことのできる最低音付近まで

発声できるようになります。

 

低音域の裏声の具体的な鍛え方や注意事項については

歌が上手い人の地声に近づく低音域の裏声

にまとめてありますので、興味があるあなたはぜひご覧になってみてくださいね。

 

 

4.低音域の地声の体感について考察する

低音域の地声の体感について考察してみます。

体感とは個人差があり、とても曖昧なものですが少しでもあなたにとって

有益な情報を提供できればと思い、あえて触れておこうと思いました。

 

4-1.ある程度発声が上手な人の低音域の地声体感

ある程度発声が上手な人の場合の低音域の地声体感についてお伝えしていきます。

実際に僕のもとである程度発声訓練を積んで

発声が自由になった方に聞いてみました。

 

ケース①:ほぼ地声の体感ではあるものの、声帯がしっかりとストレッチされるような体感

Aさんは、低音域をほぼ地声の体感で歌っていて、

声帯がしっかりと伸びる感覚を覚えるそうです。

 

「訓練を受ける前は、低音域の地声をだすことはできても

ロックがかかったようになってしまっており、声帯が伸びるといった

体感は1ミリも得られなかった」と仰っていました。

 

ちなみに僕はこのAさんのパターンでして

低音域では完全に地声の体感で、高音域になると

気がついたら強い裏声の体感になっている

イメージです。

 

ケース②:低音域からしっかりと閉鎖された強い裏声の体感

「Bさんは低音域からしっかりと閉鎖された強い裏声の感覚を覚える」

仰っていました。

少し体感と実際に出ている声に差がある例ですね。

 

4-2.まだ発声が未熟な人の低音域の地声体感

まだ発声が未熟な場合の低音域の地声体感についてお伝えします。

 

ケース①:地声を出していても常にきつく声帯が閉じている感覚を覚える

Cさんは僕のレッスンを受ける前は地声を出していても常に声帯がきつく閉じている感覚が

あったそうです。

 

確かに聴覚上もキンキンした細い声になっていたのは、印象的でした。

周囲のCさんに対する声の評価とCさんご本人の体感にかなりのずれがあり、

長い間悩まれていたということで、このような例はこの記事をご覧になっている

あなたにも当てはまるのではないでしょうか。

 

ケース②:低音域での地声発声の際に声帯がロックされていて、伸展(声帯が伸びること)を感じることができない

Dさんは「低音域での地声発声の際に声帯がロックされて、声帯が伸びる感覚を感じ取ることができなかった」

仰っています。

 

ちなみに発声が改善される前の僕もこちらのタイプで、相当苦労しましたw

裏声系の筋肉群の助けは皆無で、人によってはそれ以外の筋肉も凝り固まった状態なので

完全に地声だけで効率の悪い発声となります。

 

そのため、個人的には声枯れにも悩まされていました。

特段無理な音域を発声しているわけではないのにもかかわらず、

カラオケで4、5曲歌うと枯れる、、こんな状態が続いていた時期は本当に地獄でしたので

あなたにはこんな思いはしてほしくありません。

お悩みがあれば、コメント欄などを活用していただくか、カウンセリングをご利用ください。

 

5.地声と話し声は分けられない

地声と話し声を完全に別物だと分ける考え方はよくありません。

なぜなら、「声を出す」ということにおいて、

話すことと歌うことは切っても切り離せない関係にあるからです。

 

トレーニングをしていけば、喉の状態が変わるので

話し声も変わりますし、歌声も変わります。

 

当たり前のことなのですが、なかなか知られていないことでもありますので

ここでもう一度整理しておいてくださいね。

6.まとめ

この記事のポイントをまとめます。

 

・歌が上手い人の低音域の地声は裏声が混ざっている

・低音域の裏声を出せることが低音域からのミックスボイスの構築につながる

・低音域の地声の体感はひとそれぞれであるが、声帯が自由に動けない状態は好ましくない

・地声と話し声は切っても切り離せない関係なので、分けて考えるのはナンセンス

 

毎度超マニアックなネタですみませんw

ボイトレブログってそもそも多くの方に読んでいただけるようなネタが超少ないので

どうしてもマニアックになってしまいます(笑)

 

この記事があなたのお役に立てたら幸いです。

今回は以上となります。

最後までご覧いただいて、本当にありがとうございました。

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