こんにちは、ボイストレーナーの金子太登です。
・他の母音は声が出しやすいのに、「イ」や「ウ」は高音が出しにくい。。
・「イ」や「ウ」の母音だと滑舌が悪くなる。。
一定の母音だと歌いやすいんだけど、母音が変わると声が出しづらい。。と悩んでいる方は多いと思います。
しかし、ボイストレーニングによってその症状は改善させることができます。^^
そこで今回は、全ての母音でミックスボイスを発声しやすくなるトレーニング方法を参考音源付きでお伝えします。
ぜひ、最後までご覧くださいね。
目次
動画で解説
Youtubeチャンネルでも分かりやすく解説しています。記事と合わせて使ってみてくださいね。
1. 唇と喉の動きを切り離す
結論から言ってしまうと、唇と喉の動きを切り離すトレーニングをしてあげることが大切です。
なぜなら、喉は唇の動きに吊られて動いてしまうからです。
唇が「イ」→「エ」→「ア」→「オ」→「ウ」と変化すると、
それに連動して喉のポジションも「上」「真ん中」「下」と動いていきます。
ですから、「口が動いても、喉の動きは少しだけ。」という仕組みを作ることができれば、
母音の変化による歌いにくさは少なくなっていきますよ。
2. 唇と喉の動きを切り離すトレーニング
唇と喉の動きを切り離すトレーニングを参考音源付きで解説します。
ぜひ、最後までご覧くださいね。
STEP① 喉の位置を固定する
まずは喉の位置を「上」「中」「下」で固定しましょう。
※STEP①では母音はなんでもOKです。
【パターン①:喉の位置「上」】
【パターン②:喉の位置「中」】
【パターン③:喉の位置「下」】
STEP② 「イ」→「エ」→「ア」→「オ」→「ウ」の順で口の形を変えていく
STEP①で決めた、それぞれのポジションで
「イ」→「エ」→「ア」→「オ」→「ウ」の順で口の形を変えていきましょう。
【パターン①(喉上げ) × 母音の変化】
【パターン②(喉中間) × 母音の変化】
【パターン③(喉下げ) × 母音の変化】
このようにして、喉の位置をしっかりとそれぞれの位置に固定して、唇の形だけを変化させることで母音と喉が分離されます。
しっかりと、唇と喉が分離される仕組みを作っていきましょう。
また、喉そのものが自由になる仕組みを作って一からミックスボイスを習得するための3つのステップを下記の記事で解説しています。
ぜひご覧くださいね。^^
口と喉は連動している
母音と喉の動きは連動しています。
だからこそ、唇の動きと喉の動きを別々に分けて操作できる仕組みを構築しておくと、非常に歌いやすくなりますよ^^
今回は以上となります。お疲れ様でした。^^
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