(※この記事は2018年10月29日に更新されています。)
こんにちは。ボイストレーナーの金子太登です。
今回は、歌の練習に最適な場所をご紹介したいと思います。
「マンションに住んでいるから大きな声を出せない…
でもボイトレやりたい。歌を思いっきり歌いたい！」
こんなあなたの疑問に答えます。
※当スクール繋声~mastering mixedvoice~は
学校教師・塾講師・セミプロ歌手・プロ歌手・ビジネスマン
など声を使う様々な方にご愛顧いただいております。
記事の信頼性担保に繋がるかと思います。
目次
１．歌の練習に最適な場所（家の外編）
１－１．カラオケ
歌の練習場所と言えばカラオケは鉄板でしょう。
普通カラオケの部屋は防音になっていますし、あなたの声が周囲の部屋に漏れたとしても
それはお互い様ですしね（笑）
また、ドリンクバーがあるので、歌の練習に必須である水分補給には
困ることはないですし、ガイドメロディーを消せば
殆どの曲の練習に困ることはありません。
デメリットとしては、お金がかかることですね、、。
お店にもよりますが、だいたい30分 円くらいのお店が多いようですね。
自分への投資として、割り切れるあなたは今すぐカラオケに行って練習しましょう！
１－２．車内
車の中も歌の練習をするには最適と言えるでしょう。
車の中で大声を出したとしても、人様の迷惑になるほど声は漏れないですしね。
（夏場に窓を全開にして大声で練習したときは、信号で隣に止まっていた車のドライバーに
驚いた顔で見られましたが（笑））
実際に僕で移動するときは、必ずボイトレをするようにしています。
車を所有しているあなたは、無料（維持費除く）ですし
活用しない手はないのではと思います。
１－３．駅のホーム
駅のホームも歌の練習として最適・・・なわけがないのですが紹介します。
「今日はどうにも練習できない！」と思うときは僕は
駅のホームの一番端っこに行って電車が通る瞬間の爆音に紛れるようにして
発声練習をしています。
自分の声も良く聴こえないので環境としては最悪なのですが
耳に両人差し指を突っ込むことで多少自分の声が聞こえるようになります（笑）
渋谷駅のホームで「ヒョー！」「フー！」などと奇声をあげている人がいたらその奇人は
僕なので、あたたかい目で見守ってやってください。
（警察につきださないでください～！）
１－４．スタジオ
音楽スタジオは歌の練習の王道の場所です。
なんとなく敷居が高いイメージがあると思いますが
小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで
幅広い年代の方がいらっしゃって練習をしていますので、安心してスタジオで練習しましょう。
デメリットとしては、カラオケ同様お金がかかることと
意外と予約をとりにくいことなどが挙げられます。
僕は普段対面レッスンではスタジオを利用しているのですが
特に土日祝日はスタジオの予約をとりにくく感じています。
スタジオを予約するときは、早めに予約をいれるようにしてみてくださいね。
ついでに僕が利用してよかったと思えるスタジオのリンクを貼っておきますね。
１－５．高架下
高架下も歌の練習には最適な場所と言えると思います。
雨の日も練習できて、尚且つ無料。言うことないですね。
実際に僕も友人と発声練習で使ったことがありますが
最高の環境でした（笑）
ただ、気をつけなければいけないのが場所によっては
怖い人に絡まれる可能性があるということですねｗ
交通があったり、人が通る場所ならまだしも
誰もいない夜にポツンと1人練習するのはあまりおススメできませんね。
できれば夕方までに歌やボイトレを終えられそうなときに利用したほうがいいでしょう。
１－６．広い公園
広い公園も歌の練習に使えると思います。（場所によりますが）
ポイントとしては、
・歌の練習をしているグループがいる
・楽器の練習をしているグループがいる
・スケートボードやインラインスケートなどのスポーツをやっている人がいる
こんなところを選ぶといい気がしますｗ
「１つめと２つめはわかるけど３つ目？」
と思われた方も少なくないと思いますが
一般的にスケートボードは禁止とされている公園が非常に多いです。
そんな中スケーターがいるということは比較的自由な公園なんだな～と判断できそうですよね。
（ボイストレーナーがこんないけないこと教えていいのだろうか・・・。自己責任でお願いしますねｗ）
２．歌の練習に最適な場所・方法（家の中編）
２－１押入れの中で衣服に顔を突っ込んで練習する
押入れの中で衣服に顔を突っ込んで練習しましょう。
これふざけてませんよ！大まじめです。
押入れの中で声をだすだけで、多少の防音効果がありますし
さらに顔を衣服に突っ込んで練習することでさらなる防音効果を期待できます。
これは僕が中学生時代にやっていた練習法でして、
親にも僕の声は聞こえていなかった・・・はずです！ｗ
２－２布団に顔を突っ込んで練習する
布団に顔を突っ込んで練習する。顔を突っ込むシリーズ２つめ。
これもふざけているわけではなく、実際に顔を布団に突っ込むだけで
かなりの音をシャットアウトできます。
ただし、顔突っ込んで練習する系では、十分やりこんで
自身のあるトレーニングだけをするようにしてくださいね。
新しいトレーニングを顔を突っ込んでやっても、自分の声が聴こえないので
間違った練習を続けてしまう恐れもあります。
２－３ウタエットで練習する
ウタエットとはメガホンのような形状をした、防音グッズです。
都内の東急ハンズで見かけて、買ってみたのですが
わりと防音効果はあります、、が自分の声がこもって聴き取りづらいこともまた事実。
興味のあるあなたはリンク張っておきますのでどうぞ。
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２－４だんぼっちで練習する
だんぼっちとは、ダンボールで作られた簡易防音室でして、
一般に売られている防音室の半額以下で購入できます。
防音性能、耐久性、湿気対策など様々なことに留意して開発されているので
歌い手さんからも認められているとのこと。
「どうしても、個室でのびのび練習したい！」
そんなあなたはだんぼっちをご自宅に導入してみてはいかがでしょうか。
興味のあるあなたはどうぞ。
とりあえず最強です。
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3.自宅でできる！小声トレーニングまとめ
「どの方法も無理！」（どれか１つくらいはできそうな気もしますが（笑））
そんなあなたのために自宅でもできる小声トレーニングをまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
３－１小声で息漏れのある裏声を。
小声で息漏れのある裏声を出してみましょう。
音域としてはB3～B4の１オクターブですね。
［参考音源：小声での息漏れ発声］
順次掲載予定です。
小声で息漏れのある裏声をだすことによって
通常の息漏れのある裏声よりもより強く輪状甲状筋に負荷をかけることができます。
輪状甲状筋は声帯を薄く引き伸ばす役割をになっているので、「高い声をだしたい！」
そんなあなたにはおススメの小声トレーニングです。
この辺のことについては
で詳しく解説していますのでぜひご覧になってみてください。
３－２小声で地声を。
小声での地声発声も自宅でできるおススメのトレーニングです。
小声で地声を発声することにより、裏声と地声の筋肉を両方バランスよく使わなければ
いけない状態を強制的に作り出すことができるので
ミックスボイスに近づくことができます。
練習する音域はC４、D4、E4です。
完全な地声を出せる音域であり、完全な裏声を出すことができる音域だからです。
［参考音源：小声での地声発声］
順次掲載予定です。
このトレーニングについては、
で詳しく説明していますのでぜひご覧ください。
３－３．小声でサイレンボイスを。
小声でのサイレンボイスも自宅で小さな声でできるおススメのトレーニングです。
小声でサイレンボイスをやることによって、地声と裏声を少しづつ連結させていく効果が
あるからです。
要するにミックスボイスを習得するためのトレーニングの１つということですね。
［参考音源：小声でサイレンボイスを。］
順次掲載予定です。
小声でサイレンボイスについて、
で詳しく解説していますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
4．まとめ
この記事のポイントをまとめます。
［家の外で練習できる場所］
・カラオケ
・車の中
・駅のホーム（不審者扱い要注意）
・スタジオ
・高架下（不審者扱い＆不審者遭遇注意）
・広い公園（様子見ながらやってください、自己責任です）
［家の中で練習できる場所・方法］
・押入れの中で衣服に顔突っ込む
・布団に顔突っ込む
・ウタエットで練習する
・だんぼっちで練習する
歌の練習場所探しは苦労しますが、あなただけの練習場所をみつけてみてくださいね！
今回は以上となります。
最後までご覧いただいて、本当にありがとうございました。
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